コラム・床暖房の現場より

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Scut Systemのスタッフは日々何を思いながら仕事をしているのでしょうか? こちらでは、スタッフが日頃ふと感じた疑問や考えなどをご覧いただけます。

日頃気になるさまざまな疑問

床暖房については、温風式の暖房と違い空気が汚れない、足元から暖かさがしっかり伝わる、などの特徴を多くの人に知られるようになりました。しかし、時おり床暖房が誤解されるような説明がされている場合があります。

例えば、遠赤外線を発生するヒーターに何か健康に効用がある、かのような説明。でも、それはフローリングや仕上げ材を加熱することによる遠赤外線をうけることなので、温水式でも他の電気式でも同じことではないのでしょうか?という疑問。

また、温水式の床暖房はソフトで暖かい、電気式はハードな暖かさとの説明も時おり目にします。しかし、同じフローリングを同じような温度で暖めて、なにか違う暖かさがでるのでしょうか?という疑問。

温水式のボイラーには凍結防止ヒーターが入っていて、5℃になると電気が入ると聞きました。でもそれは何ワットのヒーターで、ランニングコストはいくらくらいなのか? 寒くても使用しないときはヒーターを切っておけるのか?という疑問など疑問点がいくつもあります。

床暖房について正しく認識してもらい、少しでも多くの人に快適な空間で過ごしてほしいと思います。

消費生活用製品安全法の改正

製品事故情報の報告・公表制度が本年度より開始となります。
私共メーカーに死亡・重傷・火災などの重大な製品事故が発生した場合の、国への事故報告が義務となり、国は情報を的確に把握するという制度です。
国は事故情報を公表し、第2・第3の事故の発生防止につなげるというものです。その結果、安全でない製品の販売を禁止したり回収命令を出すという法律です。

私共メーカーはこのようなことのないよう努めなければなりませんが、ScutSystemは財団法人電気安全環境研究所の指導を受け、多くの安全試験を経てS-JETの認証を受けています。ただ、良いだけの製品だけではなく、より安全が求められています。

“S”マークって誰が認証しているの?

国内外から信頼を得た公正・中立な第三者の認証機関です。
多項目の安全試験をはじめ、工場での品質検査などの厳しい安全基準をクリアーしています。